坐骨神経痛? 足、腰のしびれや痛みの原因

坐骨神経
坐骨神経は腰部の背骨とお尻の仙骨の両脇から始まり太ももの裏を通ってスネのあたりで二手に分かれスネを降りる神経 ふくらはぎを降りる神経とわかれます。
坐骨神経痛
坐骨神経痛とは坐骨神経の通っている部分に痛みやしびれが発生すると坐骨神経痛と一般的に言われているようです。腰、臀部、太もも、スネ、ふくらはぎ足の甲、足の裏に症状があらわれます。そのほかにも足先が熱くないのに熱い感じがする 特に冷えてなくても冷えているような感覚がする と訴える方が多い
原因
坐骨神経痛の症状を訴えて整形外科などに受診しても原因がはっきりするのは2割程度だといわれており、画像診断などをしても原因特定に至らないことが多いです。
筋、筋膜からの放散痛
主に小臀筋、中臀筋、梨状筋からの放散痛が多いと思います。これらの筋肉に硬結があると足の痺れや痛みが現れます。画像診断にて脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアと言われても骨の変化が痛みの原因とは限りません。骨の圧迫があっても症状が出ていない方もいます。
※(mediclip,lippincott Williams&wikinsから転載)
小臀筋、中臀筋
主に太ももの外側やスネのあたりまで痛みを放散させる筋肉です。なぜそんなに痛みが広がるのかですが諸説ありますが
筋肉の膜、筋膜が全身の筋肉を張り巡らせてボディースーツの様になっているようですがその中でも特に筋膜のつながりが強い部分に痛みが広がると言う説が有力となっています。
太もものそとがわにでっぱった骨があります。大転子といいますがその大転子の上4cmの部分をぎゅーっと押すとジーンと放散痛が足まで広がります。押したところは小殿筋ですがその小殿筋の痛みの広がりを坐骨神経痛と勘違いされることが多いのです。押して広がるのは個人差があり硬結が多く形成されている方はより強く広がったり 指先までひろがったり さまざまです。
※(mediclip,lippincott Williams&wikinsから転載)
梨状筋
この梨状筋もお尻の深部に位置する筋肉で大殿筋という大きい筋肉に覆われ普通におしてもはっきり痛む場所がわかりにくい筋肉です。このような特徴がありますので通常のマッサージや整体などに行ってもこの筋肉の硬結が見つけられないままになってしまう事が多い所だと思います。この梨状筋もぎゅーっと押すと太ももの裏、ふくらはぎ足の裏へ痛みや重だるいような感覚が広がります。
それぞれの硬結がひどくなると
小殿筋 中殿筋 梨状筋 それぞれ解説しましたが要はお尻の筋肉をほぐすことが重要ということになります。はじめは中腰の姿勢を多くしてしまい中殿筋が固くなって腰痛が現れますがその深部の硬結はなかなか対処されることなく放置されます。すると体は痛いところに負担をかけずに違うところで補おうとします。今度はほかの筋 梨状筋や小殿筋が酷使され硬結がひどくると次第に足の方まで症状が発生してくる このような流れは気付いた段階で対処できます。
臀部をほぐす
小臀筋や中臀筋は深部にある筋肉ですのでストレッチやテニスボールのマッサージがおすすめです。テニスボールの臀部マッサージなどは最初痛くてもなれてくると気持ちよくなってクセになりますが朝晩2回など限度を決めやりすぎに注意が必要です。具体的な方法は今後解説したいとおもいます。
足にしびれや痛みを出す筋肉は奥にある
奥にある筋肉は構造がはっきりわかりずらいのでストレッチや自分でもむ テニスボールマッサージをしても改善されない場合も多いです。その場合深部の筋肉へアプローチできる当院へおまかせください。
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