脊柱管狭窄症 治し方

脊柱管狭窄症の患者さんは約240万人いると言われており多くの方が悩んでいる病気です。 多くの場合医療機関にてレントゲンやMRIで背骨に狭まっているところがある 年齢 50代以上 間欠跛行がある(歩いて足が痛くなって休むとすぐ歩ける) これらの要因がある場合 脊柱管狭窄症と診断されるようです。
治療法として
保存療法(電気をかけたり、シップ痛み止めなど、あっためる)
手術療法 神経症状が強い場合 排便排尿障害がある場合は早期の対処が必要
プロメテウス 解剖学アトラス から転載
背骨には神経の通るトンネルが開いていて そこを神経が通っています。
そのトンネルが狭くなることで神経が圧迫され痛みが出るんです
と言われるともっともらしい説明で患者様も納得してしまいます。
しかし様々疑問があり
・膝裏を強く押してたって痛みが出ない
膝の裏は坐骨神経が比較的表面に出ています。そこをぎゅっと押しても痛みは出ません。神経は圧迫に強いのです。しかし神経への圧迫で痛みが出るという古い情報が一般常識となってしまっているのです
健常者の76%に椎間板ヘルニアが、80%に椎間板変性が存在し手術適応との差は職業上の問題(仕事上のストレス・集中度・満足度・失業)と心理社会的問題 (不安・抑うつ・自制心・結婚生活)(boos.n.et alspine. 1995)
・神経の圧迫で痛みが出るなら常に痛い
神経が圧迫され痛みが発生しているとすれば常に痛みがあるはずです。背骨の狭窄は動いたからといって強まるわけでも無い。歩行するときだって最初から痛みがあるはずで途中から痛む、重くて歩けない となると説明がつかなくなります。
お風呂上りは楽になるとおっしゃる患者様が多いですがお風呂上りは背骨のトンネルが広がるんでしょうか?
圧迫=痛い という説明は患者様に不安や恐怖心、あきらめ を覚えさせ自分で無意識に痛みを作り上げてしまうことになります。
腰(多裂筋、大腰筋、脊柱起立筋、など)臀部(中殿筋、小殿筋、梨状筋)、足(ハムストリング、下腿三頭筋、後脛骨筋、前脛骨筋)の硬結
労働や長時間の運転、負担のかかる姿勢などの原因で作られた硬結が痛みを発生させ脊柱管狭窄症の痛みを発生させている場合が多い。
間欠跛行は少し歩いた途中で足の痛み 足の重さ が発生される
極端に短い距離(1分、2分)で痛みが出る場合は注意が必要です。が途中で痛みが発生するというのは固くなった筋肉を動かすから 血流が悪くなってしまい痛みが出る。 少し休むと血液循環が確保され落ち着く。また歩き出すと筋肉は固いままなので痛みだす。こう考えるのが普通です。
精神的なストレス
現代社会は仕事や家庭でのストレスが多いストレス社会と言われており精神的ストレスも大いに痛みに関わってくるものと考えます。 悩み事が多いストレスを抱えていると脳が感じると 疲れが抜けないことがおおくなってしまいます。 神経の圧迫で痛みが出ている ゛手術しない限り治らない゛など思い込んでしまう事で余計精神的ストレスとなってしまいます。


先ほど説明のとおり原因の筋肉に対し鍼治療やほぐし整体を行っていきます。 血流を確保する治療をこないます。脊柱管狭窄症と診断されても 歩行距離が伸びた。 足が気にならなくなった とおっしゃる方もいらっしゃいます。
脊柱管狭窄症と診断されてもこのような症状の方は筋肉性の痛みの可能性があります
・痛みに変化がある 痛みが軽くなる時がある等
・前々から腰痛がある
・痛む場所が太ももの外側やスネ
・間欠跛行がある
当てはまることがあれば 郡山市内出張いたします 渡部鍼灸院へご相談ください。
狭窄症も普段からの生活で予防できるのです。少しでも関心を持っていただけると幸いです。