ぎっくり腰の原因 改善ポイント3つ
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空鍼灸院の渡部です。得意な症状は腰痛、坐骨神経痛、股関節痛、頭痛、五十肩、首こりなど多くの痛みで悩む方々にご来院いただいております。
最近ぎっくり腰のお問い合わせをいくつかいただきまして本当に症状を聞き出すだけで辛そうな状態が伝わります。寝返り、立ち上がりもままなならい状態となってしまうのです。
寒くなると痛みやしびれが出やすくなり症状が強くなりますよね
ぎっくり腰の原因
激痛を出すきっかけ
・下半身を冷やしてしまった。
・腰をかがめた状態で 重いものを持った
・長時間椅子に座っていた
ぎっくり腰になる方はだいたい慢性的な腰痛を抱えており腰、臀部、足の筋肉がこっている状態です。そのよくない状態の所に余計に負担をかけると筋肉が痙攣を起こし痛みが出ます。足がつった(こむらがえり)のときもふくらはぎやスネの筋肉が痙攣しているのです。ふくらはぎの筋肉よりも腰の筋肉の方が面積も大きく 力も強いので足のこむら返りより激痛で痛む日数も増えます。
対処法3つ
・2~3日は安静で又は温める。
・日常のことはなるべくやる
・負担をかけることをしない 長時間の運転や読書 じっとしているのはよくない
発症してから1~2日は安静にする。
発症してすぐは筋肉の痙攣も強い状態です。激痛をこらえて動いたり、マッサージは避けた方が賢明です。
状況に応じて温めることも効果的です。ただ注意が必要で触ってみてほかの所より熱感があったらやらない方がいいです。
温めると一時的に痛みが増すことありますがいったん落ち着くと冷やすより痛みがすっきり引くことが多いです。
2・3日して少し動けるようになったら多少痛くても徐々に日常生活の動作を行い体を動かす必要があります。いつまでも横になったままだと血液循環が低下し痛みが続いてしまうのです。
※次の日大事な仕事がある等 動かなければいけない場合はアイシングの方が効果的です。一時的に痛みが抑えられます
炎症=悪
という認識になってしまっています。しかし炎症が起きているのは修復している状態なのです。今の一般的な治療は炎症を悪いものととらえて冷やしたりシップを貼ったりして炎症を止める治療をしている。
炎症を止めれば一時的に痛みが止まることがあります。それはプロスタグランジンの増加を抑制しているからです
プロスタグランジンとは炎症が起きると数が増えて痛みを発生させる物質です。
このプロスタグランジンはもう一つ働きがあり炎症部位の修復を行うのです。
なのでプロスタグランジンを抑制してしまうと修復が遅れてしまい、シップを貼るといいような気がするが治らない・・・ という状態になってしまいます。
体を温めるとすべての痛みが消える 坂井学著 坂井医院院長

事実わたしも今まではぎっくり腰や捻挫は冷やすのが大事!と言っていましたがこの本に出会い自分の痛めた場所をあたためたり患者様に教えてみたりして今までの認識が間違っていたとおもいました。
痛みでお悩みの方は是非一度読んでみてください!おすすめです
まとめ
腰痛があると日常生活や仕事もままならなくなってしまいます。日頃からの腰痛対策が必要で痛いときだけでなく腰痛もちの自覚がある方、腰が常にだるい方は特に温め血液循環を確保することが重要です。ホッカイロは手軽に温めることができますが低温火傷には注意してください。
ぎっくり腰でお悩みの方
ぎっくり腰をやった当日より翌日、翌々日に治療すると効果的です。治療をすると早く痛みが治まることが多いです。
当日だと痛みで敏感になっている場合が多く。痛みが強くなってしまう場合があります。通常1週間 長くて二週間ていどで痛みは治まります。しかし痛みが治まらない、違和感が残ってしまう場合があります。その場合はクセになってしまう可能性が高いです。郡山でお悩みの方は当院で施術することで予防も可能です。ご相談ください
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空鍼灸院の渡部です。得意な症状は腰痛、坐骨神経痛、股関節痛、頭痛、五十肩、首こりなど多くの痛みで悩む方々にご来院いただいております。