マッサージに行っても治らない肩こりの原因

肩こりでマッサージ屋さんにかかっても解消しない。肩こりの治療法を解説していきます。 郡山でも60分2980!!っとキラキラしたお店が増えてきております。さらに60分2500円なんて看板出してやっているところも郡山で発見しました。
でもそおいうお店はだいたい1週間とか2~3ヶ月とか研修して形だけ覚えてお店にでますので型以外のことはしません。まれにほかの店で経験があった先生やベテランの先生がいるようです。
根本的な解決を目指す場合はぜひ治療院、鍼灸院へ行ってみてください
当院で行っている治療法
肩こりと言ってもほとんどの場合患者様が「ここ!」っといったところには原因がない場合が多いのです。
例えば背中を蚊に刺されたとします。 背中がかゆくなってかゆい所を掻いてみる ですがそこはぷくっと腫れていない所 また手で掻いたりしながら腫れていそうな所を探す そしてぷくっと腫れているところを見つけるとここだったのか! となります
人間の脳は蚊に刺されてかゆみが広がっている所を原因と思ってしまい、ぷくっと腫れているところ(本当の原因)を詳しく把握することができないのです。 触ったり見たりすることでようやく把握することができます。虫刺されなら見るだけで腫れているところがわかりますが痛みは体の中の変化なので見た目ではわかりません
手や足の小さな切り傷なども自覚がなければ気付くことなく、血が出ていて初めて気付いたってことたまにあると思います。
そのくらい感覚のみで痛みを認知するのは難しいことなのです。
先ほどの話の自分で凝っていると自覚している場所は実際はかゆい所で原因はまた別の所にある場合が多いです。別の所とは首や背中や胸 の筋肉が原因となっているのです。
首 背中 胸 の筋肉が肩へ痛みやコリ感を広げているのです。
いくら肩を一生懸命揉んでも改善しない理由はこれです
後頭下筋群
※(mediclip,lippincott Williams&wikinsから転載)
頭蓋骨の下です。ツボで言うと天柱、風池 あたりです。そこは表面に僧帽筋や起立筋が走っていますので表面を軽く押した程度では後頭下筋群へ刺激は伝わらないのです。
刺激したい場合はまず表層の筋肉が緩む姿勢にして刺激したり 表面をしっかり緩めてから刺激していくことが必要です。
肩甲挙筋
※(mediclip,lippincott Williams&wikinsから転載)
肩甲骨の上角から首の骨まで走っている筋肉で触ればだれでもコリがある筋肉です。
ツボで言うと肩外愉というツボあたりに起始があります。 この筋肉も起始は奥にありますし筋腹は僧帽筋とかぶってしまっている筋肉でしっかり構造を把握していないと刺激が難しい筋肉です。 特に奥まっている起始部は指の方向を変えて刺激したり 腕の体制を変えて押していきます。 僧帽筋とかぶっているところは僧帽筋が緩む姿勢にすることで刺激しやすくなります。
胸鎖乳突筋
※(mediclip,lippincott Williams&wikinsから転載)
首を曲げてもらったり倒してもらうとわかりやすい筋肉で耳の後ろから鎖骨くらいまで斜めに走っている筋肉。特に耳の裏の骨にくっ付く部分 鎖骨にくっ付く部分はこりができやすい部分です。筋腹だけでなく骨にへばりついている部分を刺激するとほぐれやすいです。
肩こりというと大体の方がツボで言う肩井あたりを指さします。
肩こりと言われたら肩井の部分だけでなくこれれの筋肉もチェックしながら治療していきます。 背中と胸は次に続きます。