膝裏が痛くて正座ができない時の原因と対策!年齢は関係ない。

膝裏に違和感がある。
膝が曲がらなくて正座ができない。
歩くと膝裏に痛みが出る
そんな方の為の記事です。
膝裏に違和感がある。程度の時に対処できると治りは非常に速いです。
痛みがある。膝が曲がり難くなってきた。ここまでくるとセルフケアでは時間がかかりますが地道に続けていくことで回復できます。
膝裏の痛みの原因はほとんどの場合筋肉です。
でも年だから・・・
もお慢性だからと諦めずにやってください。
だだし急に激痛が走るようになった
転んだり膝を打ってから痛みが出た。
急性の痛みはセルフケアの前に病院へ行ってください。
では膝裏が痛みだして正座ができないときの原因と対処法をご紹介します。
目次
正座ができない・膝裏が痛い原因
膝が曲がり難い、膝裏が痛いの原因はほとんどの場合筋肉のコリです。
ふくらはぎや太もものコリが膝の動きを制限してしまいます。
実は膝のお皿は他の骨とくっついているわけではありません
膝のお皿は太ももの骨やふくらはぎの骨に付着しているわけではなく浮いているんです。
そして膝のお皿の動きは周囲の筋肉によって支えられてスムーズな膝の運動ができるようになっています。
しかし膝の周囲の筋肉(特に大腿直筋)が固まってしまうと膝のお皿の動きも鈍くなりその結果膝の可動域が狭くなってしまいます。
すると正座できるまで膝が曲がらなくなったり歩くたびに膝裏に痛みが走ったりしてしまうことが多くなります。
膝裏が痛い原因・後縦靭帯損傷
スポーツや交通事故でひざを痛めて痛みが強い・取れない場合はこれが疑われます。
膝の全十靭帯とクロスしており非常に強い力を持った靭帯です。衝撃でいためやすい部位。
靭帯損傷などを起こしてしまうと激痛で正座どころではなくなってしまいます。
年齢や軟骨のすり減り
現在高齢で膝痛にお悩みの方の多くは医師に「年ですね」「長年使って軟骨がすり減っているんです。」この説明で妙に納得してしまいます。レントゲンの左右不均等な写真なんか見せられたらなおさらです。
しかし軟骨がすり減っていても全く膝裏に痛みが無い人。
逆に軟骨がしっかりしていて靭帯損傷や感染もないのに膝裏の痛みに悩んでいる人もいる。
太っていても膝裏が痛くない人。
痩せているのに膝裏が痛い人。
この違いはなぜ起きるのでしょう。
膝裏が痛くて正座ができない原因が軟骨がすり減っているから。とか太っているから体重のせいだ。とは一概には言えないのです。
正座ができない・膝裏の痛みの原因は筋肉の滑走性
正座ができない原因で多いのはモモ裏とふくらはぎの筋肉のクロスした部分の筋肉が固まってしまっている。
太ももの筋肉の表面と深部が固まってしまっている。
膝裏の痛みの原因で多いのはモモ裏の筋肉のコリ。ふくらはぎの筋肉のコリ。
筋肉を緩めることで正座ができるようになったり膝裏の痛みが軽減する
これは実際の治療して感じたことですが病院に行ったけど軟骨がすり減って痛いんですよ。
と言われた方でも施術を続けて膝裏の筋をほぐしている方は膝がほとんど曲がらなかった方でも曲がるようになったり、膝裏に痛みが減ってきたりと様々な変化が出います。慢性膝痛の方の8割は施術で痛みが減ったり可動域が上がったりしています。
これらのことから痛みの原因の多くは筋肉由来のものが多いと考えています。
膝裏が痛くて正座ができないときの解消法
膝の治療はほぐしながら動かすことをおススメします。
要はストレッチしたり温まてから動かす。
簡単にお風呂の中でできるストレッチをご紹介します。
お風呂の中で正座する
これだけなんですが非常に効果的なのでぜひやってください。
膝が曲がり難い。膝裏の痛みが気になる。お風呂の中は水の浮力があるので正座しやすいです。正座は太もものストレッチになるので長時間行わなければいいストレッチです。
お風呂の中で正座が出来なくてもゆっくり膝を曲げてみてゆっくり腿を伸ばす意識だけでもしてください。3回~5回
毎日続けると個人差はありますが一週間から一ヶ月で正座できるようになったり膝が曲がりやすくなったりします。
膝裏テニスボールマッサージ
正座に状態まで膝が曲がる方は膝裏にテニスボールを入れて正座してみてください。凝りやすいモモ裏・ふくらはぎが同時にマッサージできます。
正座に近い状態ができないときは
寝転がってぎゅっと膝を曲げそこにテニスボールを入れてマッサージしてあげてください。
一か所20~30秒イタ気持ちいい程度で圧迫してください。
テニスボールがない時できる対処法これで膝裏の痛みを解消
膝裏の痛みで正座ができない時はふくらはぎの腓腹筋を緩めてください。
楽にふくらはぎをリリースできるほぐし方をご紹介。
まずは親指を重ねてください。その状態でふくらはぎに当てます。
その状態でぎゅっとふくらはぎを圧迫してあげてください。
一回押すのに5秒くらいかけてゆっくり押して膝裏を中心にアキレス腱の付近までしっかり押してあげてください。
膝裏が痛くて正座ができなかったり痛みがある場合は緊張が強い状態です。ですので強く押しすぎないでください。
痛みが悪化してしまう場合があります。
楽なふくらはぎのほぐし方その2
あぐらをかいていただきふくらはぎの骨と筋肉を触り分けていただきます。
ふくらはぎの筋肉と骨を触り分けたらふくらはぎの筋肉を肘でゆっくり押してあげます。
先ほどの後ろ側から押すのが一般的ですがふくらはぎの内側も凝りやすいポイントが多いところなのでしっかりほぐしてあげてください。
ふくらはぎの腓腹筋をしっかり緩めてあげることでトリガーポイントが静まっていき膝裏の痛みが減っていきます。
腓腹筋のリリースを行うとまずは膝裏の痛みが減っていくことが実感できると思います。
膝裏の痛みセルフケア動画。
膝裏が痛くて正座ができない。歩けないは自分も一回経験しています。ですのでとっておきのマッサージ法をぜひ試してみてください。
ほぐしたら運動
ほぐしたり温めたら動かしてさらに筋肉を柔軟にしてあげることが大切です。
ゆっくりとした散歩がおすすめ。最初は時間や距離を短めに行ってください。
注意点
運動は大切ですが衝撃はなるべく避けましょう。階段なども降りる時より上る時の方が圧倒的に運動になります。
運動をして強い衝撃を与え続けると膝関節自体が損傷してしまいます。
散歩もゆっくり段差もゆっくり超えましょう。
郡山で膝の痛みにお悩みなら空整体院へ
膝の痛みは早めが大切です。違和感がある。最近曲がり難い。そんなときは早めに対処しましょう。
空整体院では邪魔している筋肉を見つけてほぐしていくことで多くの方が膝痛の緩和・解消を実感されています。