慢性腰痛を改善するためのたった3つのポイント

郡山市全域に出張鍼灸を行っている渡部です。
郡山市で鍼灸院をやっていますといろいろなお悩みをお持ちの方がいらっしゃいます。
鍼灸院に来るお悩みナンバーワンは何だと思いますか?
そう慢性的な腰痛の方です。慢性腰痛はぶっちぎりのナンバーワンです。
ナンバー2が肩こり。
その次に膝痛ですかね。
ということで悩んでいる方が多い慢性腰痛ですが、今回は手軽にできる3つの改善ポイントをご紹介。
慢性腰痛改善のためのポイントとは寝方と姿勢です。日頃から姿勢が悪いと自覚している方でも手軽にできることなのでぜひ読んでみてください。
目次
慢性腰痛の原因は?
まず慢性腰痛とは三か月以上続く腰痛のことを指します。
ぎっくり腰を繰り返す人でも年中腰痛があればそれは慢性腰痛です。整形外科に行って診てもらった場合は何かしらの診断名が付きます。
変形性腰椎症・椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症・腰椎分離すべり症など
しかし腰痛の原因がしっかりわかるのは15%で残り85%は非特異的腰痛と呼ばれ原因がはっきりしない腰痛と言われています。
原因不明の85%のほとんどが筋筋膜性の腰痛です。
レントゲンやMRIなどの画像診断では筋肉のコリや張りを調べることができません。ほとんどの病院では筋膜性の疾患が見過ごされてしまっている状態です。
一部の医師たちは筋膜性疼痛の重要性に気付き治療を行っている先生もいますがまだまだ少ないです。
西洋医学では命の危険があるものが第一の優先順位で研究が進められています。命の危険が少ない慢性的な腰痛は痛み止めや湿布が処方され「様子を見てください」と言われるのが現状です。
命の危険はないと言っても激痛で夜も眠れない。朝起きるのが怖い。腰痛が酷くて仕事や家事がままならない。という深刻な悩みを抱えている方もいらっしゃいます。
慢性腰痛が酷くても原因がわからないと言われた。
椎間板ヘルニアと診断され手術したけど腰痛が治らない。
そのようなことでお悩みなら筋筋膜性の腰痛を疑ってみてください。
筋筋膜性の腰痛であれば生活習慣を改善し筋肉を柔軟な状態にすることで改善する場合がほとんどです。
慢性腰痛の改善ポイント
ほとんどの慢性腰痛は筋肉由来の腰痛です。
慢性腰痛が長引くなかなか治らない要因としては常に負担が掛かってしまう事にあります。
日頃の生活で負担を掛けずに生活することが大切です。
慢性腰痛は寝方が重要
慢性腰痛でお悩みの方の多くが寝返りが少なく長時間同じ姿勢で寝てしまっていると言われています。そんな時は膝の下に枕を入れてみてください。
膝の下に枕を入れることで足と腰の筋肉の緊張が抜けて夜間の腰痛が出にくくなります。また朝腰痛が酷い方にも効果的です。
高さは人それぞれですが座布団を二つ折りにしたくらいがちょうどいい高さかと思います。
あと寝具の問題もあります。柔らかすぎる寝具は体が安定しないため余計腰の筋肉が緊張してしまい腰痛の原因となってしまいます。
慢性腰痛を軽減したいのであれば少し硬めのマットレスがおすすめです。
慢性腰痛の方の座っている姿勢
姿勢が腰痛や肩こりには重要な要素となってきます。最近はデスクワークに運転など座位の姿勢が多く腰に負担が掛かりやすい生活様式となってしまっています。
しかし無理にいい姿勢をとってください。とか背筋を伸ばしてシャキッとしなさいと言われてもいきなりできるはずがありません。
ですので無理に姿勢を正してください。ではなく座り方を気を付ける方が簡単で無理が無く、腰の負担を減らすことができます。
具体的な座り方ですが深く座ることです。腰骨と背もたれの間隔をあけないように深く座れば骨盤や背骨にかかる負担を減らすことができます。また猫背の姿勢は腰の筋肉だけでなく上半身の筋肉まで負担をかけコリを作ってしまう事があります。猫背の姿勢は避けるべきです。
深く座って楽に背骨を伸ばす意識をしてみてください。
慢性腰痛と運動不足
恐らく多くの方が運動不足です。
私の住んでいる郡山市の田舎では歩いて3分のコンビニも車。
通勤ももちろん車。買い物も車。
そう歩くと言えば家の中と車まで。ですからとっても運動不足に陥りやすい生活です。
運動不足になってしまうと筋肉の柔軟性や血流が低下してしまい筋肉のコリができやすくなったり筋肉の量が減ってしまい代謝の低下の原因となってしまう事もあります。
手軽なジョギングやラジオ体操など続けられる運動を続けて行ってみてください。
以上慢性腰痛三つの改善ポイントでした。いかがだったでしょうか?
慢性腰痛でも筋筋膜性腰痛の場合がほとんどです。なので諦めずセルフケアを行うことで症状が軽くなったり改善する場合が多いの是非行ってみてください。
日頃から運動もしてるしセルフケアをやってるけど仕事がハードで慢性的な腰痛が改善されない。
セルフケアが大事なのはわかっているけど仕事や家事で忙しくてできない。
そのような方もいらっしゃると思います。
慢性腰痛を改善させるには鍼灸治療も効果的です。
渡部鍼灸院は慢性腰痛を専門とした鍼灸院です
腰痛を得意としていますので腰痛の患者さんが多くいらっしゃいます。
今日も慢性腰痛の方の出張治療を行ってきたので症例の報告を行います。
郡山市の喜久田町の方50代男性
工場勤務で日頃から中腰姿勢や重いものを持つことが多く腰に不安を抱えていたそうです。
来院動機は最近夜寝て居る時に腰がじくじくしてくる。酷いと足までだるさが広がる。
前屈 後屈はどちらも痛む。
腰痛は若いときから。仕事中はは常に腰のだるさを我慢している。
ほぐし屋さんに月二回通っているが今回は症状が改善されず不安になって電話してくださったようです。
施術内容
このような所見から施術は回数が掛かかることを同意のうえで施術を開始しました。
初回は臀部と下肢の固さがすごかったので全体的にほぐしてから鍼を打っていきました。初回で前屈痛、後屈痛は無くなりましたが夜になって寝てみないとわからない所もあります。
3日後に2回目
夜間痛が減った気がする。という事だったのでまた下肢と臀部をほぐして鍼を打っていきました。また前屈痛・後屈痛は無くなって様子見してもらいました。
3日後 3回目
夜間痛がさらに楽になっている。ということでまた下肢をほぐして殿筋に鍼を打っていきます。今回は出張も重なり背中も辛いということで背中にも鍼を追加。
15分置鍼しておきました。
一週間後 4回目
夜間痛は気にならない程度になったという事なのでここからは一週間置きに施術を受けていただきました。
仕事中中腰が多く長年の腰痛持ちということなので鍼を打って柔らかくなってもまた固くなっている状態が続きました。
先日6回目
前屈後屈をいきなりやっていただいても少し気になるだけだと喜んでおられました。
仕事がまたハードになるとだるくなるけどずいぶん楽。
ということでここからは期間を離してのメンテナンスをお勧めしました。
慢性腰痛の一番要となるのはお尻の筋肉だと思います。特に中腰などが多いとお尻の筋肉にかかる負担はとても多いと想像できます。
※(mediclip,lippincott Williams&wikinsから転載)
中殿筋はお尻の筋肉ですがコリが出来てしまうと腰の方まで痛みを広げてしまいます。これが慢性腰痛になってしまうのです。
今回の患者様は夜間痛がするということで指標が取り難い所もありましたが夜間痛が減っているという訴えを元に筋肉をほぐしていくと症状が緩和されていき、仕事中常にあった腰の慢性的なだるさも改善されていきました。
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