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「一回3分」美容師さんの腰痛改善ストレッチ!整体師が教えます。

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たった3分腰痛ストレッチ
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空鍼灸院の渡部です。得意な症状は腰痛、坐骨神経痛、股関節痛、頭痛、五十肩、首こりなど多くの痛みで悩む方々にご来院いただいております。
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最近美容師さんがちょくちょくいらっしゃるようになったのでお話を聞くとどうも美容師さんは腰痛が多いらしい。

 

実は「腰痛改善します!」と言っている整体師も腰痛が多いのですが整体師はどうでもいいので美容師さん向けの腰痛改善ストレッチをご紹介しようと思います。

 

独立して2年が経ちまして思い返してみると結構な数の美容師さんの整体をさせていただいたと思います。

その経験から職業柄凝りやすいポイントがわかっていますので絶対外さないでほしいポイントも交えながら腰痛専門の整体師が解説。

 

美容師さんの腰痛はストレッチで改善するのか?

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腰痛が発生してしまう原因が色々あると思います。しかし「これは職業病だから・・・」

と諦めて欲しくないのです。

 

ちょこちょこストレッチをしたり、腰を動かしたりしておくことで改善は可能です

 

腰痛を改善するのに重要なのは腰痛が出てしまうメカニズムを知ることです。腰痛が発生してしまう過程を知ることができればそれを防げばいいだけですからね。

 

腰痛が美容師さんの職業病と言われる原因

 

シャンプーする時に腰にかかる負担

シャンプーしている姿勢

美容室の設備によっては腰を曲げたままや辛い体勢でシャンプーをしなければいけませんよね。

若いうちはアシスタントでシャンプーを担当することが多いそうですが腰を曲げた状態でのシャンプーは一日に何人も担当すると相当な負担が腰周囲の筋肉にかかります。

 

この場合は腰を曲げるのではなく足を広げて立ってみたり、膝を曲げて高さを調節することをお勧めします。

 

しかし膝を曲げただけだとまだ腰にくる場合もあるので、余裕があればお腹に力を入れるようにしてみてください。

 

かがんだ姿勢になる時に腰ではなくお腹の方へ力をいれると体も安定して腰の負担も減ります。

 

 

カラーやパーマをかける時の姿勢が腰にくる!

ヘアカラー姿勢

 

カットやカラー、パーマなど作業中も腰への負担がかかりますよね。

お客さんが座っている状態での作業となるので、前かがみやかがんだ状態で、髪をいじると思います。

 

このような作業が30分や一時間続くとどんどん疲労は蓄積され腰痛の原因となります。

 

 

長時間立ちっぱなしでいるのも腰痛の原因

立っている姿勢

美容師さんはみているとアシスタントの方でも立っている方が多いですよね。

 

長時間立っていると体を支える筋肉は疲れますからこれも腰にきます。

 

じっと立っていると本当に腰への負担は倍増しますから腰の調子がいい時でもちょくちょく動くのがポイントです。

 

あと立っている時の姿勢が悪い場合もあります。

どちらかに体重が乗っている状態で長時間立っているとこれも腰に悪いので、片側に乗せたら反対側も体重を乗せるのがいいでしょう。

 

本来は両方に体重を乗せてしっかり立つのがベストですが、どちらかに体重をかけるクセをつけてしまった方はなかなか治りません。

ですから無理のないところで交互に体重をかけましょう。

 

美容師さんが腰痛を改善させるための具体的な手順

先ほどご紹介したシャンプー時の立ち方やじっと立っている時腰に負担をかけない立ち方を実践してみてください。

 

肩こりや背中のコリもある場合はそっちの疲れもケアする

腰痛の原因筋膜

(引用:アナトミー・トレイン [Web動画付] 第3版: 徒手運動療法のための筋筋膜経線

より)

筋肉は筋膜と呼ばれる幕によって全身が繋がっています。ですから肩こりや背中のコリも腰痛に関係することは非常に多くあります。

 

中腰の姿勢をしていると肩や首が疲れてくるとおっしゃる方もいらっしゃるくらいです。

 

ですから日頃から肩が張ってきたら肩を回したり肩甲骨を回すなども効果的。できるなら軽い運動も腰痛をケアするという意味では非常にいい対策です。

 

じっと同じ姿勢をするということが腰に悪いことと認識する。

中腰の男性

 

勤務中に立っている時間はとても長いと思います。

 

そこでどちらかに体重が乗った立ち方を長時間していると知らず知らずに腰にはとても強い負担がかかっています。

ちょっと大げさにいうと中腰の姿勢を続けているようなものです

 

ここを認識して避けるだけでも違ってきます。

 

 

 

3分でできる腰痛美容師さんが勤務中にできるかもしれないストレッチ

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美容師さんの仕事の中で凝りやすいポイントは大腰筋というお腹の筋肉です。

この筋肉は中腰の姿勢や立っている時に特に体を支えてくれる筋肉ですから特に美容師さんは疲労が溜まりやすいポイントなのだと思います。

 

 

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もう一つは広背筋と呼ばれる背中の筋肉。

これは骨盤から腕の付け根についている筋肉で、一日中手を使っている美容師さんは絶対凝っているポイントと言えます。

 

凝りやすいのは脇の下のポイントですがここも凝ると腰痛を引き起こすのでぜひストレッチして見てください。

 

 

ここで紹介するストレッチは美容院の裏でささっとできる腰痛ストレッチをご紹介しています。

こんな時ぜひ試して見てください!!

・パーマやカラーなどが続いて腰が重くなってきた時。

・立ちっぱなしで腰がだるくなってきた時。

・慢性腰痛が強くなってきた時

 

 

 

大腰筋(お腹)のストレッチ

立っていると腰の奥に重だるい感じ出ることがありますよね。その腰痛の原因はほとんど大腰筋のコリです。

大腰筋をストレッチしてさらに運動で凝り固まった筋肉を緩ませてあげてください。

 

1・まずは足を開いて手をつきます。

大腰筋股割りストレッチ

力士のようにどっしりと構えてください。

 

 

2・肩を入れて股関節をストレッチします。

股割りストレッチ肩を入れる

肩をしっかり入れて股関節がストレッチするのを意識します。その際呼吸は止めないようにしましょう。

左右しっかりと股関節を伸ばしたら次は運動です。

 

3・腿を回して大腰筋の運動大腰筋の運動

腿回し

凝りやすいポイントをストレッチしてから次は固まった筋肉を動かしてあげましょう。

椅子などに掴まりながらでもいいので、腿を回しましょう。片側十回程度でOKです。

ここまでやっていただくことで、腰の奥に詰まった感じが和らいできます。

 

 

広背筋(背中)のストレッチ

美容師さんの場合ほぼ一日中腕に力を入れて作業をしていると思います。

シャンプーやカット、カラーなど

そのような動作を繰り返すことでどんどん腰以外のところにもコリができます。

 

背中にコリができてしまうと背中の筋肉は腰まで広がっていますから腰痛の原因となります。しっかりとストレッチしましょう。

 

1・頭の後ろで肘を曲げ反対側の手で引っ張ります。

広背筋ストレッチ

広背筋ストレッチ側面から

側面から見るとこんな感じです。

 

2・そのまま体を捻ってストレッチしてください。

広背筋ストレッチ。完成図

ここも息を止めないようにしながらしっかりと体ごと捻ってください。

このように伸ばすことで背中の筋肉だけでなく、腰の筋肉も伸びますから一石二鳥です。

 

反対側も・・・

広背筋ストレッチ反対

このように両方しっかりと捻ってストレッチしましょう。

 

慣れればお腹の筋肉のストレッチと背中の筋肉のストレッチ3分以内にできるようになります。

しかしストレッチに慣れないうちはゆっくりと行なってください。

注意点としては・・・

一箇所伸ばすのに最低30秒はかける。

・ストレッチ中は深い呼吸を意識する。

・心地位程度で抑える。痛すぎると逆効果。

 

 

腰痛で悩む美容師さんに家でやってほしいテニスボールを使ったストレッチ

 

まとめ

美容師さんの腰痛改善ストレッチご紹介してみました。いかがだったでしょうか?

もし勤務中に行うストレッチは難しいという場合は無理に行う必要はありませんので自宅でゆっくり行なっていただいても大丈夫です。

 

とにかくストレッチや腰痛に対するケアを続けることで筋肉の緊張も減っていき、改善されますので続けてやってみてください。

 

あと悪化しないうちに店長と相談して担当を変えてもらったり相談することも大事です。

 

悪化して坐骨神経痛のように足の痺れや痛みが出てしまうと改善するのも時間がかかります。その前に対策しましょう。

 

 

 

 

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