白湯は超簡単にできる腰痛の改善法。腰痛に効く3つの理由
こんにちは空整体院の渡部です。今日は腰痛改善のための白湯のご紹介です。
腰痛=水
一見なんの関係もなさそうですが実は水分不足は腰痛を長引かせる原因になってしまいます。
体の水分が不足していると血液はドロドロになりやすく流れが悪くなってしまいます。
循環が悪くなると腰回りの筋肉も血流が悪化してしまい結果腰痛の原因になっていることも多くあります。
腰痛にいい白湯って?
白湯とはただのぬるま湯です。
一度沸騰させ不純物を取り除いてあるのでまろやかな味わいが出ます。
しかしただのお湯です。
白湯を続けることで体の体温の上昇や新陳代謝が良くなるなどの効果が現れます。
代謝が良くなるので血流が活発になり免疫力が高まったり、筋肉の柔軟性が生まれ硬くなり難い体に変わっていきます。
白湯を飲むとさらにいいことが。
便秘や冷え性の改善につながります。
もちろんこれだけで便秘が改善するのか?
と言われると微妙なところですが運動と一緒に続けることで体質改善を早めることができます。
白湯を飲むことで体が温まるので消化器官の働きが良くなり、腸の動きは良くなります。腸の働きが活発になると便秘の改善にも効果が期待できるでしょう。
腰痛には冷たい水より白湯
体の約60パーセントは水分でできていると言われています。
体の大部分を占める水分が減ってしまうと
約2%の減少で・・・
めまい、吐き気、ぼーっとする、食欲減退
血液濃度上昇、重だるくなる
約6%減ると・・・
手足の震え、めまい、頭痛、体温上昇、感情が不安定化
約8%減ると・・・
呼吸困難、言葉が不明瞭になる
20%減少すると
生命維持が困難になる、死亡
怖いですよね。
昔部活で
「水飲むな!」
とか言っていた訳ですから本当に恐ろしいです。
たった2%減っただけでもめまいを発生させてしまうので水分補給はこまめに行いましょう。
冷たい水は良くない
水分補給が必要だからと言って氷が入った水をガブガブ飲むのは良くないです。
飲んだ水は消化器官を通っていきますから内臓が冷えきてしまいます。
冷たい水を一気に揉むと体はすぐに内臓の温度を上げることができません。
そうなってしまうと体は自然に内臓を温めることを優先しますので指先が冷えることが多くなります。
さらに血流が悪くなって腰周囲の筋肉が硬くなったり、筋肉自体が冷えてしまうことで腰痛が出てしまいます。
白湯が腰痛にいい3つのポイント
- 水分不足を解消して循環を良くしてくれる
- 体を冷やさず水分補給できるから筋肉が固まり難い。
- 仕事が忙しく腰痛のケアが難しい方でも簡単にできる。(水筒にお湯をそそげばOK)
白湯の作り方
体にいい白湯の作り方があります。
まず水をやかんか鍋に入れます。
マグカップ一杯分 200ml くらいで十分でしょう
200mlだと一瞬で沸騰しますので沸騰したら弱火にして10分から15分水面がボコボコする程度で火にかけましょう。
15分ほど火にかけるとカルキなど不純物が抜けます。
カルキなどが入っていないミネラルウォーターがお勧めですが水道水でも沸騰させますので大丈夫です。
※電気ケトルは便利ですが10〜15分沸騰させながら火にかけることができません。本気で取り組む場合にはお勧めしません。
火にかけたら湯のみなどに移して冷まします。
40〜50度程度が体に吸収されやすい温度と言われておりますからお風呂より少し熱いくらいまで冷まします。
腰痛に効果的な白湯の飲み方
白湯の効果を実感するには続けなければ意味がありません。今日飲んだから腰痛が改善するというものではありません。
正しい飲み方で毎日とりあえず二週間は続けましょう。変化があってもなくてもです。腰の調子が良くなれば続けてみましょう。
- 朝起きた時にゆっくり飲む
朝起きたらゆっくり一杯飲みましょう。夜寝ている間は呼吸で体の水分が減っている状態です。この時冷たい水よりも白湯にすることで胃腸の消化吸収を助けてくれます。
どうしても忙しい場合は朝だけでも白湯を実践してみてください。
- 食前と食事中に飲む
食前に飲んで胃腸を整えてから食事をとることで胃腸にかかる負担が減ります。
胃腸の調子がいいと内臓を覆っている筋肉の柔軟性も保たれ腰痛も起こりにくい状態になります。さらに消化や吸収の力が上がることでよりいい栄養が吸収されて腰痛への回復力もアップします。
水分や白湯を飲んでいますか?
施術しながら患者様にこのように質問すると「飲んでます!」
とお答えなさる方が多いですが多くの方が飲んでいるのは
コーヒーだったり、お茶だったりビールだったり
1日の水分の摂取の目安は
体重×30
私の場合だと65kg×30=1950ml
飲む必要があります
その場合はビールやコーヒーではなく水または白湯で水分摂取をお勧めします。
コーヒーやお茶は利尿作用と言って水分を出す働きを持つ成分も含まれるからです。
椎間板も水分が不足してしまうと腰痛に原因に
椎間板も水分を多くむコラーゲンで構成されています。椎間板が背骨にかかる負担をクッションのように軽減してくれています。
しかし水分量が減少してしまうとどうでしょう
衝撃はもろに背骨に伝わってしまいますよね。
これも腰痛の原因になることもあります。
まとめ
このように水はとても腰痛と関わりが深いです。
しかし水分不足がいけないからといって冷たい水で体を潤しても今度は体が冷えてしまいます。
そうならないように水分摂取は常温のお水か40〜50度の白湯をお勧めしています。
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