リリカやめたい。痛み止めをやめたいあなたへ
最近寒くなってきたせいか足のしびれや痛みを訴える方が多くなっております。
ある方の施術中の会話で「薬をやめたい。」
という話がありました。脊柱管狭窄症と診断された患者様です。
お話を聞くとリリカという薬を病院で処方されているようで、飲んで最初は効いた気がしたが今では効果を感じられない。
飲み忘れるととてつもないだるさに襲われるので怖い。やめたいといことでした。
結論から言うとこの方はお薬を卒業することができました。その理由なども書いていきたいと思います。
リリカが効かない?
痛みには主に3つの原因があります。
- 侵害受容性の痛み
- 神経障害性の痛み
- 心因性の痛み
障害受容性の痛みとは言葉が難しいですが炎症や怪我などが原因で痛みが出ていると思っていただければいいと思います。
神経障害性の痛みとは簡単に言いますと、神経が怪我や病気などによって興奮状態になってしまい、痛みを過敏に感じるてしまう状態です。
リリカの場合は特に神経障害性の痛みに効果的と言われています。
心因性の痛みとは過度のストレスで痛みが出ている状態。
単純にそれぞれが原因になっていることもあれば多くの場合それぞれが絡み合って痛みが出ていることもあります。
リリカを飲んでもイマイチ効果が感じられない。といった場合リリカが効かないのではなく神経障害性の疼痛ではないのかもしれません。
リリカは帯状疱疹の後遺症、糖尿病が原因の神経障害に効果的とされて最近では多くの痛みに悩む方に処方されています。
脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニア、頚椎ヘルニア、慢性的な腰痛。
リリカの副作用
めまい、眠気、浮腫。もっとあると思いますがこの三つがよく副作用として訴えられる症状だと思います。
特にリリカを服用してからの運転は危険が伴いますので避けてください。
高齢者の場合ふらついて転倒なども報告されています。
リリカの離脱症状
先ほどの患者様がおっしゃっていたように依存性があるお薬の場合、薬をいきなりやめると離脱症状が出る場合があります。
だるさや眠気が代表的で、副作用とは別であくまで離脱症状。
倦怠感、不眠、悪心、頭痛、下痢、不安、多汗症などの症状が現れます。
離脱症状を出さないためには徐々に減らす
症状が治まった場合。改善しないからリリカをやめたい場合どちらにしろ長期的に服用した場合には離脱症状が出る場合がありますので医師と相談の上薬を減らしてもらう必要があります。
長期的に服用していたお薬を自己判断でやめてしまうと、離脱症状が出てしまう場合もあります。
ゆっくり徐々に減薬していくようにしてください。
リリカで変化がなかった痛みが、お尻の筋肉を緩めるだけで足の痛みが激減。
お尻の筋肉のコリ(トリガーポイント)は足や腰に痛みを広げます。
脊柱管狭窄症の症状で間欠性跛行がりますがお尻の筋肉にトリガーポイントができてしまった状態でも現れる症状です。
間欠性跛行(ある程度歩くと足に痛みや痺れが現れ歩けなくなる。少し休憩するとまた歩けるようになる)
先ほどの患者様の場合お尻の筋肉の硬さがあり、奥の筋肉を触ると石の様に固まっているのがわかりましたので、お尻の筋肉から痛みが出ている可能性が高いと考えました。
実際に脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニアと診断されていてもお尻の筋肉や腰の筋肉を緩めることで症状が緩和される方が少なくありません。
ただし本当に狭窄症やヘルニアで神経の圧迫が原因となっている場合もあります。数回施術しても変化がない場合は脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアによって出ている症状と考えられます。
関連記事
危険な症状
こんな症状がある場合は病院へ
排尿や排便の障害。足に全く力が入らない。いつの間にか立ち上がれない。
まとめ
いかがだったでしょうか?
本当の痛みの原因を見つけ出し、お薬減らし最終的には痛み止めを卒業できた事例もあります。
原因がわからずただ痛み止めを飲んで痛みを抑えるのは怖いと思いませんか?
痛み止めで痛みを抑えても原因が解消されているわけではないのです
慢性的な症状の場合整体がお力になれます。
はり整体サロン 空整体院
電話024−983−7013
住所 郡山市安積町日出山字大洲河原59