動悸の症例集
シンスプリントでお悩みの方のため症例を一部公開しています。
夕方、夜に動悸がして寝付けない
来院情報
40代女性 郡山市在住
2021年8月来院
施術回数 10回
症状
夕方から夜にかけて動悸が起こりやすい。横になると動悸が起こることもあり不安で寝れない日もある。循環器で検査も受けたが異常はなく「ストレスだから安静にしておけば大丈夫」と言われたが一向に改善せずインターネットで検索していたところ当院を見つけ来院。
常に息苦しい感じがあり呼吸が浅い。
肩こりも感じていて肩こりが辛くなると動悸も出てくるような気がする。
施術と経過
体をチェックすると胸の筋肉や背中、肩、首、あたりに強いコリが見られた。
座っているだけでもなんだか息苦しいとのことなので試しに鎖骨はがしの手技を片側だけ行ったところ呼吸が楽になった。胸の筋肉のコリを緩める鎖骨はがしの手技を両側行う。
次に首肩のコリを緩める背中、首のツボに鍼を行った。最後に動悸の特効穴(とっこうけつ)肘のツボと手のツボに鍼を行って施術を終了した。
2回目
息苦しさが少しマシになり、動悸の回数も減った。完全に無くなったわけではない。初回と同様の施術を行った
5回目
動悸を気にせず眠れる日が多くなってきた。しかし日中忙しい日や日中にイライラすることがあった日には夜動悸が起こる。朝方の腰痛が気になる。
初回の施術をベースに腕のツボやふくらはぎのツボなどを使い施術した。
10回目
ほとんど動悸を気にせず生活できるようになった。
肩こりや腰痛が起こることがあるため体のメンテナンスとして間隔を開け月一回の施術を継続中。
まとめ
動悸で悩んでいる方の多くは息苦しさも伴っている。
息苦しさの原因は肺を動かす胸の筋肉や首、背中の筋肉にコリが起こりうまく動かせないことから息苦しさが起こっていることが多い。これらの筋肉のコリは動悸の原因ともなる。心臓に近い筋肉でコリが起こると動悸が出やすくなる。
今回の症例では呼吸や動悸に関連する筋肉の緊張を緩めることにより症状が改善された。
めまいと動悸
来院情報
30代女性 郡山市在住
2021年8月来院
施術回数 8回
症状
1年ほど前から出かけるとき運転中や徒歩で移動中に動悸やめまいが気になりだした。
病院へ行って検査を受けても異常はなく自律神経の症状だから治療法はないと言われ漢方薬を処方された。しかし症状に改善はなく症状はいまだに続いている。
運転中もふらふらすることがありできれば運転はしたくない。めまいと動悸の不安で遊びに行っても楽しめない。
施術と経過
体をチェックすると首、肩のコリが感じられた。眼精疲労のツボも押すと激痛で強い反応がある。
次にめまいのチェックを行った。頭を左右に軽く振っても問題ないが座りながら体を前に倒す動作をするとふらっとする。
肩こり、首コリ、眼精疲労に関連する背中のツボ、首のツボ、手のツボ、足のツボに鍼を行った。すると眼精疲労のツボの激痛は軽減、肩こりも楽になったとのこと。
次に自律神経を調整する指のツボに刺激を行った。体を前に倒す動作を行ってもふらっとしなくなったため施術を終了した。
2回目
初回の施術で目がくっきり見えるようになり夜の運転もしやすくなった。
この日は自分で運転され当院にお越しいただいた。施術してもらうまで自分の目の疲れに全く気が付いていなかったとのこと。移動時の動悸やめまいは前より感じなくなった。施術の翌日かなり体のだるさが気になったとのことから初回より刺激を軽くして施術を終えた。
4回目
調子がいいので少し遠出(車で1時間程度)したら調子が悪くなった。鍼の刺激にも慣れてきたので初回と同様の施術を行う。
6回目
日常生活で動悸やめまいを感じる頻度が減ってきた。近所や市内なら問題なく出かけられる。
8回目
遠出をしても動悸、めまいは感じなくなった。だいぶ調子がいいとのことで施術は終了とした。
まとめ
本人はあまり自覚がないようでしたが眼精疲労が強く出ていた。眼精疲労からめまいや肩こりその他自律神経に関連する症状が起こることもある。
この症例では眼精疲労を緩和させ、自律神経を調整することで症状が改善された。
寝ている時や朝起きる動悸
来院情報
40代女性 本宮市在住
2023年8月来院
施術回数 10回
症状
症状は数年前から寝ている時や朝起きた時に動悸が起こる。病院では期外収縮と告げられ処方された薬を飲んだがかえって動悸が強く出てしまうため漢方薬にしてもらった。
しばらく落ち着いていたが最近頻繁に起こるようになり、インターネットで検索していたことろ当院を見つけご来院された。
ほぼ動悸で目が覚めたり寝起きで動悸が起こるため不安で寝付けない。
施術と経過
お体をチェックすると自覚はないとのことだったが背中、胸、首の筋肉に強いコリが見られた。
胸の筋肉のコリを緩めるため鎖骨はがしの手技を行う。さらに背中、首のツボに鍼を行い体の緊張を緩めた。
緊張が取れて呼吸がしやすくなったとのこと。
次に自律神経を調整する指のツボを刺激して施術を終了した。
2回目
施術を受けた日の夜はぐっすり眠れたが翌日は再び動悸が出た。初回と同様の施術を行った。
6回目
動悸を気にせず眠れる日が出てきた。朝の動悸も以前ほどではない。施術を受ける前は散歩をするとすぐ息が上がって動悸が出て散歩どころではなかったが今は散歩ができるようになってきた。
8回目
動悸がたまに起こる程度になった。動悸の程度も以前より落ち着いておりセルフケアを軽くするとまた眠れる。
10回目
ほとんど動悸で起きることはなくなったため施術を終了とした。
まとめ
首や背中、胸の筋肉にできたコリが原因で呼吸が浅くなり動悸が引き起こされたと考えられる症例。寝ていて動悸で起きてしまうため不安を感じていたが動悸が減るにつれ鍼を受ければ動悸が減っていくという実感があったため安心できたとのこと。
睡眠不足でも動悸が引き起こされる。動悸によって睡眠不足になりそれによってさらに動悸が酷くなるループに入ってしまうことがある。早めに対処すると動悸も落ち着きやすい。
問い合わせ
空鍼灸院 (そらしんきゅういん)
電話 024-983-7013
住所 福島県郡山市菜根5丁目4−16エルディム菜根B号
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