優しい鍼の鍼灸院

過敏性腸症候群の鍼灸症例集

 

トイレに行けない環境になると不安になる下痢、ガス症状

患者情報 30代女性 郡山市在住

期間 2020/5~2020/8

回数10回

 

症状

長時間勤務の疲労と人間関係合わなかったことにより2年くらい前から腹痛、下痢、ガス症状が起こるようになる。

1日に5回ほどトイレに行く。お腹がパンパンに張ってる感じがしていて、生理前は特に辛い。

 

仕事が辛いことに加え周囲に迷惑をかけてしまうことが負担となり退職。

 

胃腸科で内視鏡検査を行ったが異常なし。現在は心療内科にも通院し過敏性腸症候群と診断され薬や漢方薬を処方されたが下痢が治ると腹痛が強くなるなど副作用が出てしまう

 

ネットで検索したところ当院のHPを見つけ来院いただいた。

 

 

施術と経過

 

お腹を触診すると下腹部の緊張が強い。

この硬さを緩めるため足のツボや手のツボに鍼を行った。

10分後確認するとお腹が硬さが軽減。

 

2回目 初回施術の翌日腹痛が収まり楽に過ごせたため、びっくりしたが翌日には戻ってしまった。初回と同様の施術を行い 、いい状態の安定を図る。

 

5回目になると腹痛、下痢、ガスの症状が軽くなってきているとのことだった。トイレに駆け込む回数も減った。

 

10回目 ほとんどの症状が軽減したため間隔をあけ1月一回〜2ヶ月に一回の施術を続けている。

 

過敏性腸症候群鍼するところ

まとめ

仕事のストレスさらに疲労も加わり胃腸が過敏な状態になってしまったと考えられる。

鍼にてお腹の緊張を緩めることで症状が軽減していった。

 

また途中で薬を減らすことができ副作用が減ったことも良いっ結果につながったと思われる。

※結果には個人差があり、効果効能を保証するものではありません。

 

 

 

1日に10回以上トイレに駆け込む下痢症状

過敏性腸症候群症状2

 

患者情報 30代 男性

期間2021/4~2021/7

回数 10回

 

症状

小さいことからお腹を下しやすく腹痛も頻繁に起きていた

 

現在は仕事で会議など緊張する場面で症状が悪化する。

たまに乗るバスや車での遠出の際はトイレに行けない不安から緊張し症状が出てしまうことがある。トイレに行けない状況になると顕著に腹痛便意現れる

 

内科では腸に異常はなく過敏性腸症候群と診断され薬による治療を続けるも思った変化が現れず、心療内科にも通院中だが症状は緩和しない。

他にも自律神経にいい整体などにも通ったみたが変化なし。

 

鍼も過敏性腸症候群に良いと聞きご来院いただいた。

 

 

施術と経過

 

お腹を触診するとおへその傍が特に硬くなっていることを確認。

これに対応する手足のツボに鍼をした。

10分ごお腹を押すと硬さが減って押した時の嫌な感じが無くなったとのこと。

 

3回目トイレへ駆け込む回数と腹痛の頻度が減っているとのこと、しかし緊張すると症状が出る。

 

6回目 緊張する場面でも症状が出ない時もあったとのこと。便も固くなっていてトイレの心配をしなくなってきているのが不思議とおっしゃっていた。

10回目 6回目以降は症状がある程度安定していると判断し月一回の施術とした。

 

10回目には日常生活も安心して過ごせているとのことだったためキリがいい10回で終了とした。

 

過敏性腸症候群鍼するところ2

まとめ

過敏性腸症候群となるとトイレの有無やいつ症状が出るかなど不安が強くなる。

鍼でお腹の緊張を緩め胃腸を整えるツボを刺激したことで症状が軽減していった。

 

病院の薬で良くならなかった場合でも鍼による施術で改善することが多く、現在は過敏性腸症候群のガイドラインでも薬で良くならなかった場合の代替えとして施術が認められています

このことから病院などで良くならなかった場合に一度試して欲しいと思います。

※結果には個人差があり、効果効能を保証するものではありません。

 

 

 

 

 

緊張すると起こる腹鳴、ガス漏れ

過敏性腸症候群症状3

 

患者情報 40代男性 郡山市在住

期間2021/1~2021/4

回数 9回

 

症状

子供の頃から下痢や腹痛を起こしやすく、高校時代になるとニオイを指摘されるようになった。

あまり自覚はなかったが徐々にガス漏れを感じるようになり、学校の緊張する場面では腹鳴ガス漏れに悩まされていた。

 

社会人になると症状が落ち着いていた期間もあったが転職をきっかけに悪化。

仕事の打ち合わせや初めての人に会う場面などに緊張し、腹鳴、ガス漏れが起こる。

 

1日に10回近くトイレに入る。便意は強いが残便感が残る

現在は心療内科にも通院中。抗不安薬や腸の薬、漢方薬を処方されているが思ったような変化を感じていない。

 

当院のHPを見つけ、鍼でも過敏性腸症候群を改善できると知り来院いただいた。

 

施術と経過

 

お腹を触診するとおへその傍や下腹部に緊張が強い。

この緊張を緩めるためスネのツボ、肘のツボに鍼を行い10分置鍼。

 

10分後お腹に触れると硬さも取れ押された時の圧痛も軽くなった。

最後に蝶の働きを調整する腰のツボにも鍼を行い施術を修了した。

 

3回目の時点でガス漏れに関してはあまり変化を感じないがトイレの回数も減り下痢の症状が軽減。さらに緊張しても腹鳴が出なかったとのこと。

 

6回目にはガス漏れ、肛門の熱感も軽減。症状がかるくなったおかげか、人と会う時の緊張が大分和らいでいるとのことだった。

9回目 6回目以降は安定期として2週間に一回の通院をお勧めした。お仕事で予約が取れない日もあり間隔が延びることもあったが症状は悪化せずに安定。

1日に10回もトイレに行くことがなくなりトイレへの不安が軽くなっており生活も楽になっているとのことだった。

 

過敏性腸症候群鍼するところ3

 

まとめ

 

学生の頃からのガス漏れ、腹鳴が転職をきっかけに悪化した症例。鍼はストレスの軽減にも役立つが何より症状自体が軽減していることで気持ちが楽になっていると話していただいた。

通院を重ねていくと表情が変わっているところからみても余裕が出ていることを感じることができた。

※結果には個人差があり、効果効能を保証するものではありません。

 

 

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