デスクワークで立ち上がると痛む股関節痛
この記事を書いている人 - WRITER -
名前 渡部 青雲 郡山市の空鍼灸院 院長 国家資格 はり師・きゅう師 自律神経症状の改善に力を入れています。このブログでは自律神経の乱れによって起こる様々な症状の解説やセルフケア、実際の症例など紹介します。
40代女性 会社員 事務仕事でデスクワークが多い
股関節の症状
一ヶ月ほど前から長時間のデスクワーク後立ち上がった瞬間に股関節のなんとも言えない痛みを感じていた。
酷い時には体をまっすぐ伸ばせずくの字になってしまいその場に立ち止まってしまう。慢性的な腰痛も抱えておりテスクワークが続くと腰もだるさが出てくる。
ここ最近では運転の後も股関節の痛み、太ももの張り感が出始めた。
痛む範囲が広がってきたためネットを見ていたところ当院の記事を読んでいただきご来院いただいた。
頻度と回数
頻度 週一回
通院回数 6回
平日は仕事もあるため週一回。週末に来ていただいた。
施術内容と経過
動きをチェックしてみると座った状態でも股関節周囲に違和感立つと痛みが出る。
しゃがむ動作も辛い。
ベッドに寝ていただき仰向けで膝を抱えて曲げてもらうとか股関節や腰に痛み出る。
このことから股関節周囲の筋肉だけでなく腰にも問題があると考え施術を進めた。
まず股関節前面の筋肉の強張りを取るため足の甲のツボに刺鍼。すると座った時の違和感は消えるが立ち上がった時の痛みはまだ起こる。
立ち上がりの動作でよく使われるお尻の筋肉を緩める目的で太もものツボに鍼をすると立ち上がりの動作も痛みは消えた。
それなりの好転が見られたため初回は終了。
2回目にお越しいただいた際はくの時になるの無くなったがまだ痛む時があるということだった。
2回目から5回目までは初診の際行った治療に加え股関節や膝の動きを良くするツボに鍼を行い経過を見た。
6回目では日常生活ではほとんど気にならなくなった。
まとめ
元々の腰痛がある状態で長時間の運転。長時間のデスクワークを続けたため腰周囲、股関節周囲に更にストレスをかけることにより起こってしまった症状だと考えられる。
長時間座っていることによる鼠蹊部、臀部への悪影響はかなり大きい。
股関節は上半身の大きな負荷がかかり続ける関節のため一度痛めると長引く傾向がある。一つ一つの原因を考えることと全身の筋肉のバランスを見ることで股関節への負担を減らすことができ結果的に症状を緩和できた。
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名前 渡部 青雲 郡山市の空鍼灸院 院長 国家資格 はり師・きゅう師 自律神経症状の改善に力を入れています。このブログでは自律神経の乱れによって起こる様々な症状の解説やセルフケア、実際の症例など紹介します。