15分立っているのが辛い腰痛
長年の腰痛があり正確に何年前かは覚えていない。一ヶ月ほど前からデスクワークの後と仕事終了後の後の立ち話の際、痛みが強くなってきた。
初めは長年の付き合いだったこともありあまり気にしていなかった。
しかし立ち話などしている際に腰が辛くなりそれを和らげるためムズムズ動いてしまうことに気が付いた。いつまで経っても腰の辛さが取れないのでネットで検索。
当院のH Pを見ていただき来院。
頻度と回数
頻度 週一回
通院回数 6回
施術内容と経過
腰を反ったり捻ると痛みが出る。
施術前5分程度立って話をしているだけでも無意識に足踏み動作をしていた。
デスクワークを長時間行うことも多く首、肩、背中、腰にかけて固まった感じがある。
この訴えを踏まえ体の触診をすると体の背部(肩から背中、腰、太もも、ふくらはぎ)に強い緊張が確認された。
これらの症状の場合、足の筋肉、背中の筋肉の緊張が強すぎることにより腰に負担をかけてしまっているケースが多い。
このことから初診では足と背中を緩める目的でふくらはぎと肩甲骨の周囲、二か所に鍼を行った。
これで立っていただくとさっきよりも腰が軽い。
腰を反った時、捻った時の痛みが減ったとのこと。
さらに足、背中をより深く緩める鍼を行い初診は終了。
2回目の際立って5分程度、話をしているだけではムズムズしている様子はなかった。
一回で痛みの程度は減ったがまだ長く立つと痛むとのことなのでさらにお尻の筋肉も緩める鍼を行った。
お尻の筋肉はデスクワークの際に緊張して体を支える土台になる筋肉である。お尻の筋肉のコリ感を訴える方はあまり多くはないが腰痛の場合凝っていることが多いポイント。
お尻の緊張を緩めるツボでさらに腰を剃るのが楽になったとのことなので施術を終了。
3回目には2、30分立ち話してもムズムズしなくなってきたとのこと。
その後はデスクワークによる背中のこり感、足の緊張もまだ強くあったため施術を継続。
6回目にはデスクワーク後の腰痛も減り残業が楽になったとのことだっったので治療を終了。
まとめ
何年も前からの腰痛持ちでイマイチ腰がスッキリせず、仕事が忙しくなると痛み出す。辛くなるという症状は多い。
この場合腰に負担をかけている原因を見つけツボに鍼をしてあげることで痛みが楽になるケースが多い。
この患者様も生態などに一時期通っていたが腰ばかり揉まれたと話していたことからも腰痛というと腰に
原因があると考えてしまうのが普通です。
しかし体全体を見て話を聞いて原因を探ると意外なところが腰痛の原因となっていることがほとんどなのです。
最終的にはムズムズ動いたりせず立ち話できる様なったと喜んでおられた。