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逆流性食道炎と動悸の意外な関係?自律神経を整え症状を改善しよう

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逆流性食道炎の女性
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名前 渡部 青雲 郡山市の空鍼灸院 院長 国家資格 はり師・きゅう師 自律神経症状の改善に力を入れています。このブログでは自律神経の乱れによって起こる様々な症状の解説やセルフケア、実際の症例など紹介します。
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逆流性食道炎と動悸は意外なようですが関連がある症状です。逆流性食道炎のストレスによって自律神経が乱れ、胸の痛み、動悸、息切れ、など様々な症状を引き起こします。胸の痛みや動悸といった症状は心臓疾患から引き起こされることもあるため注意が必要です。この記事では逆流性食道炎と動悸の関連。逆流性食道炎に似て動悸や胸の痛みを起こす病気を解説します。

 

逆流性食道炎とは

逆流性食道炎は、胃液が食道に逆流し、主に胸やけ・げっぷなどの症状を引き起こす疾患です。肥満や就寝前の食事により悪化する危険性があります。

健康な人でも胃酸の逆流がみられることはありますが、一時的で問題はありません。しかし逆流の時間が長いと、食道の粘膜は胃酸に対し弱いため食道に炎症を起こすようになります。

症状は胸やけ、ゲップ、お腹の張りが一般的に良く言われる症状でそれ以外にも胸の痛み、咳、動悸、喉の不快感、不眠などが挙げられます。

 

逆流性食道炎と動悸の関係

動悸の女性

動悸の症状が現れる場合二つの原因が考えられます。それは逆流性食道炎によるストレスや生活習慣の乱れによって自律神経が障害を受けたことにより起きる動悸不整脈よって起こる動悸です

 

逆流性食道炎で動悸が起こるのは自律神経の影響

逆流性食道炎を引き起こす原因として自律神経の乱れがあります。自律神経は主に「交感神経」「副交感神経」に分かれ体のバランスを保っています。交感神経は日中に活発化して体を<興奮モード>にしてくれます。具体的には血管を収縮、筋肉の収縮、気管支を拡張、頻脈。副交感神経は夕方から夜に活発化して体を<リラックスモード>にしてくれます。具体的には血管の拡張、気管支を収縮、消化を促進、徐脈。

この「交感神経」「副交感神経」がバランスを保つことにより体を良い状態で維持できるのですがこのバランスが崩れるといわゆる「自律神経失調症」と呼ばれ様々な症状を引き起こすようになります。

具体的には逆流性食道炎による胸の痛みや不快感から身体的・精神的ストレスが交感神経が刺激し続けた結果、安静にしていても交感神経が優位となり突然「動悸」を起こすようになります。

 

逆流性食道炎の症状による強いストレス

逆流性食道炎の症状は患者さんに強い不快感を与えます。これは一日を振り返ると思い起こされます。まず朝は目覚めと同時に胸やけや口の酸っぱさを感じます。それだけで寝起きはとても不快なものです。そして日中食前食後のお腹の張り、強い胸やけ、ゲップ。夕方から夜にかけ症状が強く出る場合もあります。就寝しようとすると口の酸っぱさや咳で目が覚めてしまうこともあります。

このように逆流性食道炎の症状は精神面でも肉体面でも強いストレスを感じさせます。ストレスは交感神経を過剰に刺激して動悸や息切れを起こすのです。

 

不整脈によって起こる動悸

動悸の原因としてよくあるのが不整脈です。一般的に高齢の方に多い症状ですが、強いストレスがかかったり体の疲れによって若い人でも起こることがあります。不整脈の症状は多くあり動悸、脈が飛ぶ、息切れ、めまい、など自覚している場合もあれば自覚がない場合もあります。

もともと不整脈を患っていた場合、逆流性食道炎のストレスによってさらに動悸の症状が悪化してしまうケースもあります。

 

逆流性食道炎の動悸と思っていたら心臓の病気の可能性も?

逆流性食道炎で動悸の場合は自律神経の問題だけではありません。胸の痛みや動悸は狭心症などの心臓の病気でも起こります。胸の痛みや動悸が強く出ているときは循環器内科も受診し心臓の異常がないか確認しておくと安心です。

狭心症の特徴

主に心臓が掴まれたような痛みが2~3分ほど続き5分程度で消えます心臓に負担がかかった時に症状が出るので階段を上った時、重いものを持った時に現れます。

逆流性食道炎の特徴

主な症状は胸やけ、口の酸っぱさ、ゲップなどがあります。胃酸が逆流すると食道で炎症を起こすため胸の辺りで痛み、動悸を起こす場合もあります。

 

逆流性食道炎と動悸の改善のため気を付けるべき生活習慣

運動する女性

逆流性食道炎は治療以外に生活習慣の改善がとても重要です。できることから少しずつ実践していってください。

  • 早食いをしない
  • 食後の過ごし方
  • ストレスを避ける

 

早食いをしない

逆流性食道炎を改善させるために最も重要なポイントです。早食いをやめゆっくり噛んで食べるようにするだけで胃の症状が変わる場合もあります。

良く一口30噛みなさいと言われますが20回でもいいので柔らかいものでも20回噛むようにしてください。食べ物を噛むということは細かくするという効果だけではありません。しっかり噛むことで唾液とも絡まり胃での消化をスムーズにしてくれます。また唾液は胃から逆流した胃酸を食道から洗い流す役割もあります。しっかり顎をごかし唾液の分を促進するこもと炎症を防ぐうえで重要なことです。

 

食後の過ごし方

食事の後15分から30分は食休みの時間をとりゆっくり過ごすようにしましょう。食後は消化器に血液が集中し消化に集中している時間帯です。せっかちな方は食休みを取らずさっさと動いてしまう方もいますが動いてしまうと血液は筋肉などに振り分けなければならないため消化に集中できません。

ゆったりとしたソファーに腰掛けたり、この時ごろんと横になっても大丈夫です。ただし寝てはいけません。食後すぐに寝てしまうと消化不良を起こしやすくします。

同様の理由で食後の入浴も控えましょう。食後すぐにお風呂に入ると血液が消化器から全身に分散してしまい消化不良を起こし、胃酸がより多く出て症状を引き起こしやすくします。1時間程度、間をあけてから入浴してください。

 

ストレスを避ける

胃酸の分泌は自律神経で調整されています。過度なストレスを受け自律神経に障害が起こると胃酸の分泌量が変化したり分泌するタイミングが変化するとの報告があります。

胃へのダメージを減らすためにもストレスを溜めることは避けましょう。ストレスを溜めないためには睡眠をとる。軽い運動がおすすめです。趣味があれば趣味に集中するのも良いでしょう。逆流性食道炎や動悸の改善にはストレスを溜めない生活を起こることが重要です。

 

参考

日本循環器学会 循環器病ガイドラインシリーズ

日本消化器学会 「消火器のひろば」逆流性食道炎

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